中心性漿液性脈絡網膜症
中心性漿液性脈絡網膜症
中心性漿液性脈絡網膜症は、網膜の中で最も視力に関係する部分である「黄斑」に網膜剥離が起こる病気です。
片目に発症することが多いですが、両目に発症することも珍しくありません。
原因は?
原因は不明ですが、ストレスが悪影響と言われています。
また、妊娠時に起こることもあるため、注意が必要です。
また、黄斑付近の網膜に栄養分を供給する脈絡膜の血管から、血液中の水分がにじみでてたまることで、黄斑付近の網膜剥離が起こります。
症状について
この病気になると、視力低下は軽いケースがほとんどです。
ただ、視野の中心が暗く見えたりものが実際よりも小さく見えることがあります。
ただし、網膜剥離が長期間になる場合には、視力も低下してしまう可能性があるため注意が必要です。
中心性漿液性脈絡網膜症の治療
この病気は、自然に治ることがあるため様子を見ながら治療を進めていきます。
ただし、一回良くなっても再発することがあるため、レーザー治療を行うケースもあります。
なお、レーザーが使えない部分については内服薬によって治療を行います。