メディカルノート

眼科と小児眼科はどっちを受診すべき?小児眼科でよく見られる症状

子どもの目に異変を感じた場合、眼科と小児眼科のどちらを受診させるべきなのか、迷っている親御さんはいらっしゃいませんか?

小さな子どもは目の異常をうまく訴えられないので、病気の発見が遅れてしまうことも少なくありません。

そこで今回は、小児眼科の診療について、小児眼科でよく見られる症状について解説します。

眼科と小児眼科のどちらを受診するか迷っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

 

眼科と小児眼科に迷ったら

小児眼科は、幼児期や学童期(小学生)を中心に、中学生くらいまでの子どもによく見られる症状を診療します。

眼科と小児歯科のどちらを受診するか迷ったときは、子どもの目を専門的に診療している小児眼科を受診すると安心でしょう。

もちろん、一般的な眼科でも子どもの目の診療を行っているため、近くに小児眼科がない場合は眼科を受診しても問題ありません。

 

小児眼科の診療について

小児眼科は、目の仕組みが完全に発達していない状態での診療や治療となるため、大人が通う一般的な眼科とはアプローチ方法が少し異なるのが特徴です。

小児眼科は0歳からでも受診できますが、生まれてまもない赤ちゃんは明かりがぼんやり分かる程度で、ものを識別して目で終えるようになるのは生後半年くらいです。

その後、少しずつ視力が発達して3歳ごろになると視力が1.0ほどになり、7~8歳ごろには成人とほぼ同等の視力になるといわれています。

 

小児眼科でよく見られる症状

子どもの目の病気はさまざまですが、なかでも多いのは斜視と弱視です。

目に何らかのトラブルや病気が生じると、視覚がうまく発達しなくなるケースがあります。

小さな子どもは自覚症状を訴えることができず、片目だけに問題がある場合は日常生活で支障が起こらず本人も気が付いていないこともあるでしょう。

ここでは、小児眼科でよくみられる子どもの目の症状について解説します。

斜視

斜視とは、両目の視線が合わず同じ方向を向いていない状態のことを指します。

人がものを見るときは、左右の目が見たいものの方向へ動く(両眼視)ことで、ものが立体的に見えますが、斜視の場合はものが二重に見えてしまいます(複視)。

斜視を発症している場合、適切な時期に治療を受けないままでいると、視力の発達が阻害されてその後の治療に影響を及ぼすことも少なくありません。

弱視

何らかの原因によって視力が発達せず、矯正レンズをかけても視力がうまくでない状態を弱視といいます。

弱視の状態であることを早期に気が付いてあげることが大切ですが、子どもが自覚症状を訴えることは少ないでしょう。

乳幼児健診や3歳時健診など、定期的に健診を受けておくと安心です。

色覚異常

色覚異常は、光の三原色である赤・緑・青の3つの色を感じ取る視細胞のうち、どれかの細胞が足りなかったり細胞の機能が弱かったりするために、色の感じ方に異常が生じます。

色覚異常のタイプや程度によって、区別しづらい色はさまざまです。

現在の医学では治療することができないため、医師とよく相談しながら色覚異常とうまく付き合っていく必要があります。

 

子どもの目の病気は早期発見・治療が大切です

子どもの目の病気は、早期に発見して適切なタイミングで治療を受けることで、今後の視力に与える影響が少なくなります。

3歳時健診や就学時健診、保育園や幼稚園での視力検査で異常が疑われたら、はやめに眼科もしくは小児眼科を受診するようにしましょう。

また、子どもが目を細めて見えていたり、おかしな目つき(上目づかいや横目づかいなど)をしていたりしたら、一度眼科もしくは小児眼科を受診するのがおすすめです。

 

 

下関市の【とね眼科】は、下関に根差す眼科として温かみのあるサービスを提供しています!

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