身体の老化現象のひとつといわれる「白内障」は、多くの方が経験する身近な病気です。
症状の進行度合いによって治療方法が異なり、軽症であれば手術が必要ないことも珍しくありません。
そこで今回は、白内障の治療方法と、術後のケアについて解説します。
白内障の治療方法
白内障の治療方法は、症状の進行度合いによって異なります。
点眼薬
ただし、これらは水晶体が濁るスピードを遅らせるものであり、水晶体が透明に戻るわけではありません。
症状を改善させたり視力を回復させたりすることはできず、あくまで白内障の進行を抑えることが目的です。
外科手術
白内障の症状が進行して、日常生活・社会生活に支障が出る場合は、外手術を行います。
超音波水晶体乳化吸引術
この手術では、濁った水晶体を超音波で粉砕して取り除き、水晶体の代わりとなる眼内レンズを挿入します。
眼内レンズにはピント調節機能はないため、手術後はメガネなどで視力を調整する必要があります。
単焦点眼内レンズ手術
もっとも見たい距離にピントを合わせられるよう、調整できるレンズを使用した外科手術です。
ピントを合わせた距離であればクリアな視界が得られますが、範囲外の視界はメガネなどで調整する必要があります。
多焦点眼内レンズ手術
遠方から中間もしくは近方まで、単焦点眼内レンズ手術よりも広範囲でピントを合わせられるレンズを使用した手術です。
ピントが合う範囲は広くなりますが、手術前のようにピントを調整する機能はないため、場合によっては術後もメガネなどで調整が必要な場合もあります。
白内障の治療後のケアについて
手術後の感染症に注意する
手術当日は硬く絞ったタオルで拭く程度にして、洗顔・洗髪・入浴・運動は、医師の許可がでてからにしましょう。
また、お化粧も1週間ほど控え、アイメイクは感染症の予防、眼球を押してしまう恐れがある観点から、1ヶ月ほど控えてください。
飲酒・たばこは控える
白内障手術後に食事の制限はありませんが、お酒は炎症を悪化させる恐れがあるため、1週間ほどは控えるようにしましょう。
たばこの煙は眼に刺激となるため、お酒と同様に1週間は控えるのが望ましいです。
また、お酒やたばこは身体に悪い影響を及ぼすため、手術をきっかけに断つことを検討するのもよいでしょう。
仕事・運動は適度に休憩を挟む
仕事の内容にもよりますが、デスクワークなどでゆったりとした作業内容であれば、手術の翌日から可能です。
極端に重い荷物を運ぶような仕事や、身体を酷使する外での作業は、最低1週間ほど控えたほうが安心でしょう。
また、日常的な家事や散歩程度の運動であれば、手術の翌日から行っても問題ありません。
ただし、仕事・運動ともに適度な休憩を挟むようにし、額からの汗が眼に入って感染症を引き起こさないよう注意してください。
様子を見ながらメガネを作り替える
手術前に使用していたメガネは、ほとんどの方が手術後に合わなくなります。
個人差がありますが、裸眼視力が安定するのは、術後1~2ヶ月ほどで、その間にメガネの度数も変化するでしょう。
そのため、新しいメガネを作る場合は、術後1~2ヶ月ほど待つのが無難です。
メガネなしでは日常生活・社会生活に支障をきたす場合、作り替えが必要になることを納得したうえで、術後に適切なメガネを作りましょう。
白内障の手術は多くの方が受けている治療です
眼の手術となると不安を覚える方が多いですが、白内障の手術は多くの方が受けているポピュラーな治療です。
治療に対して不安な気持ちが募る場合は、医師とよく相談して納得してから治療を受けるか、他に対策できるかどうかよく話し合ってみましょう。
下関市の【とね眼科】は、下関に根差す眼科として温かみのあるサービスを提供しています!
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【医院名】とね眼科
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